「ミャンマー総選挙は時期尚早」米国務省次官補

【国際】【政治】 20221017

 軍評議会(SAC)が実施を計画している2023年総選挙について、米国国務省のメリッサ・ブラウン国務次官補(東アジア・太平洋担当)が「時期尚早」と発言したことが明らかになった。

 メリッサ・ブラウン国務次官補は訪問中のマレーシアで、「現在の状況下で総選挙を行えば混乱がますます広がり治安が不安定になる。2020年の総選挙で大勝した国民民主連盟(NLD)の幹部を拘束したまま選挙を行うのであれば、公正な選挙とは言えない」とコメントした。

 国民統一政府(NUG)のドゥワ・ラシー・ラ大統領代行は、「2023年総選挙を必ず打ちこわす」と警告している。

メリッサ・ブラウン副次官補
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