文化遺跡ゾーンや歴史的建造物を指定 国民統一政府

【政治】【社会】 20221017

 民主派の国民統一政府(NUG)は、ザガイン管区内で文化遺跡ゾーンと歴史的建造物を指定した。

 発表によると、NUG傘下のザガイン管区市民統治評議会は、文化遺産および自然遺産に関する基準に基づき、ザガイン管区内のカレー市旧市街、シュエボー市旧市街および宮殿、ジョージ・オーウエルの旧邸宅、モージョービン石器時代の遺跡など30か所を指定した。

 NUGは、同エリア内において軍事行動、軍の駐留、小火器や重火器の使用、放火、略奪、改築などを禁止し、違反した場合は文化遺跡保護法により処罰されると警告した。

 独立調査機関のISPミャンマーによると、9月20日まで国軍により放火された建物は36,209軒で、そのうちザガイン管区が25,377軒を占めているという。

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