「NUGの対空砲は大したことない」国軍系研究所

【政治】 20221014

 国民統一政府(NUG)が対空砲を配備したと発表したことに関し、国軍系の軍事研究所が「NUGの対空砲は大したことはなく、影響はないだろう」と発表した。

 NUG 通信・情報技術省のティン・リン・アウン大臣は10月7日、「国軍の空爆に対抗するため、ヘリや戦闘機を撃ち落とせる対空砲を配備した」と発表。配備した地域や数などの詳細は明らかにしなかった。

 これに対し、元国軍将校により設立されたテニンガ軍事研究所のナイン・スェー・ウー所長は、「NUGが配備した対空砲というのは肩で担ぐバズーカ砲レベルと思われ、大したことはないだろう。国軍の作戦に影響はない」とコメントした。

© Radio Free Asia

最新記事一覧