24か国がロヒンギャ難民キャンプを視察

【国際】【政治】 2022914

 世界24か国の軍関係者が9月13日、バングラデシュ国内のロヒンギャ難民キャンプを視察した。

 視察したのは米国、カナダ、オーストラリア、インドネシア、インドなどの軍関係者で、12日に行われた米国主催の「第46回インド太平洋地域陸軍管理セミナー(IPAMS)」に出席したメンバー。日本からは、陸上自衛隊の山根陸幕副長が参加した。

 一行はコックスバザールの難民キャンプを視察し、ロヒンギャ難民との対話を行った。ホスト国バングラデシュのシェイク・ハシナ・ワゼド首相は、「バングラデシュ国内には100万人以上のロヒンギャ難民がいる。難民の滞在が長期化すると国内の治安が悪化する可能性がある。ひいては経済、社会、政治、自然環境の悪影響を及ぼしかねない」と発言していた。

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