オレドーミャンマー、5億7,600万米ドルで売却合意

【企業】【情報・通信】 2022909

 カタールの通信大手オレドーは9月8日、ミャンマーにおける事業の売却について合意したと発表した。

 シンガポールを拠点とするオレドー・アジア・インベストメントによると、ナイン・コミュニケーション社に5億7,600万米ドル(およそ830億円)で売却することで合意したという。ナイン・コミュニケーションは、通信業界歴40年以上のニャン・ウィン氏が率いるシンガポールに本社を置く企業。実際の売却手続きは、ミャンマー当局の承認後になる見通し。

 今月7日にはミャンマー人実業家のミョー・ミィン・オウン氏が創設したザ・ワン・マトリックス・ベンチャーズ(TOMV)に売却するとの報道がされたばかりだった。

 オレドーミャンマーのアジス・アルスマン・ファクルー取締役は、「ミャンマーの撤退は難しい判断だったが、利用者への影響を最小限に留める形で事業譲渡を進めたい」とコメントした。

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