クーデター以降、国軍の拷問で市民217人が死亡

【政治】【社会】 2022909

 ロンドンを拠点とするビルマ人権ネットワーク(BHRN)は、クーデター以降の1年半に217人の市民が軍施設内で行われた拷問により死亡したと発表した。

 調べによると、2021年2月1日から2022年8月末までの約1年半に、軍施設内で行われた拷問により死亡した市民は217人で、その大半は若い男性だったという。

 BHRNのチョー・ウイン理事は、「死亡者の数字は公的に発表されたものをはじめ家族からの証言やメディアの発表を集計したもので、実際にはもっと多いはず。人間とは思えない残虐な方法で拷問され、死亡している」とコメント。「熱湯をかけられた人や殴られて歯が全部抜けた人、肋骨がバラバラに折られた人など見るに堪えない人権侵害が行われている」と非難した。

© Radio Free Asia

最新記事一覧