戦闘6,600回 クーデター後の2年半で

【政治】【社会】 2022830

 独立調査機関のISPミャンマーは8月28日、昨年2月のクーデター以降にミャンマー国内において発生した戦闘が6,600回にのぼると発表した。

 発表によると、2021年2月1日から2022年7月31日までの間に発生した戦闘は6,600回で、カイン州が3,993回ともっとも多く、次いでザガイン管区が641回、マグウェ管区、カチン州、カヤー州、チン州で多く発生しているという。

 軍事評論家は、「カイン州で3,993回戦闘が起きたと聞いて驚くことはないが、普段は平穏な印象なザガイン管区で641回も発生していたことは衝撃だった」とコメント。「ザガイン管区では、37郡中34郡で戦闘が発生しており、軍評議会に対する抵抗がもっとも激しい地域のひとつだ」と論評した。

(©Radio Free Asia=MYANMAR JAPON)

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