ロヒンギャ50人が漂着、逮捕 ラカイン州

【政治】【社会】 2022822

 ラカイン州タンドゥエ県の海岸にロヒンギャ50人が乗ったエンジン付きボートが漂着し、地元警察が全員を逮捕した。Radio Free Asiaが8月20日に伝えた。

 調べによると、ロヒンギャ50人を乗せたボートが8月19日、タンドゥエ県ガパリ町のゴー海岸付近に漂着したのが発見された。マレーシアに脱出するためにボートで航行中だったが、天候が悪化したためマレーシア行きをあきらめ着岸したという。

 国民統一政府(NUG)人権担当顧問のアウン・チョー・モー氏は、「彼らは普通の市民で、犯罪者ではない。彼らには異動の自由が認められておらず、軍による迫害が続いている」とコメント。「自国に漂着してなぜ逮捕されなければならないのか」と批判した。

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