「ミャンマー石油天然ガス公社の制裁を」市民団体がキャンペーン

【国際】【政治】【社会】 2022819

 ミャンマー国軍にとって最大の資金源であるミャンマー石油天然ガス公社(MOGE)を制裁するよう市民団体「Bloody Moneyグループ」が呼びかけている。DVB Burmese Newsが8月18日に伝えた。

 MOGEの売上げに占める外貨収入は75%で、毎年15億米ドル(およそ2,040億円)以上の利益があるという。このキャンペーンは、ミャンマー国軍が国民に対する殺害や暴力、犯罪などを停止するよう、米国のバイデン大統領に対し要望するもの。米国がMOGEを制裁することで国軍の外貨収入が減少し、武器や航空燃料などの調達を阻むのが狙い。

 同団体は、40万人以上の署名が必要だとし、キャンペーンへの賛同を広く呼びかけている。

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