邦人男性に「別容疑」拘束さらに長期化か

【国際】【政治】 2022817

 軍評議会報道官のゾー・ミン・トゥン少将は、8月17日にネピドーで行われた記者会見で、扇動罪と出入国管理法違反で訴追したドキュメンタリー映像作家の久保田徹氏について「新たな容疑」が浮上したと明らかにした。

 久保田氏は7月30日、ヤンゴン市南ダゴン地区で行われていた「フラッシュモブ」と呼ばれる短時間のデモを撮影中に拘束され、すでに非公開の裁判が開始されている。

 同報道官は、久保田氏が過去に国軍による迫害が問題となっているロヒンギャのドキュメンタリーを制作し、偽の情報を日本で公開したと指摘。電気通信法違反でも訴追するか検討中と述べた。訴追された場合、拘束がさらに長期化する恐れがある。

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