ミャンマー医薬品不足 一部の薬局は休業

【政治】【社会】 2022729

 ミャンマー通貨チャット安の影響で医薬品の輸入が困難となり価格が上昇、ヤンゴン市内では一部の薬局が休業している。Radio Free Asiaが伝えた。

 軍評議会 保健省のタン・ナイ・ソー氏は7月26日に会見し、医薬品の価格が15~20%ほど上昇しているとして適正な価格で販売するよう指示した。

 現在、ミャンマーで流通している家庭用医薬品の85%は海外から輸入しているもので、年間の輸入額は6億米ドル(およそ812億円)以上とみられる。

 軍評議会傘下のミャンマー中央銀行が外貨に関する規制を次々と発表した影響で、輸入制限やドル高チャット安が一段と進行、医薬品不足や価格の高騰に拍車がかかっている。

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