「最大級の怒りをもって非難」超党派議連

【国際】【政治】 2022728

 超党派の国会議員で構成する「ミャンマーの民主化を支援する議員連盟(中川正春会長、石橋通宏事務局長)」は7月27日、緊急総会を開催し「最大級の怒りをもって非難する」とした声明をまとめた。

 緊急総会はミャンマーの民主活動家ら4人の死刑が執行されたことを受けて開催されたもので、ミャンマーの民主派政府 国民統一政府(NUG)のソー・バ・ラ・ティン駐日代表も同席した。

 声明の要旨は以下のとおり。

ミャンマー国軍/軍政による民主活動家等4名の死刑執行を
最大級の怒りをもって非難する議連声明

超党派の衆参国会議員で構成する「ミャンマーの民主化を支援する議員連盟」は、ミャンマー国軍/軍政が国民民主連盟(NLD)の元議員ピョー・ゼヤ・トー氏や民主化活動家チョー・ミン・ユ氏ら4名の死刑を執行したことを最大級の怒りをもって非難する。

国軍/軍政は、今もなおミャンマー各地で、市民への武力/暴力の行使、空爆や村落の焼き討ち等の人権蹂躙行為を繰り返している。今回の死刑執行も、国軍/軍政による市民の殺戮行為に他ならず、私たちは、このような最悪の形態の人権侵害を決して許さない。

当議連は、日本政府に対し、決してこのような殺戮行為が繰り返されることのないよう、そして一刻も早くミャンマー国民に対する暴力行為/武力行使が停止されるよう、国軍/軍政に対してより強力かつ効果的な制裁・圧力を行使することを強く求める。私たちはこれからも、平和と人権、自由と民主主義を取り戻すために声を上げ続けるミャンマー国民とともにある。

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