日本の国際NGO、ミャンマーの平和を願い植樹

【国際】【社会】 2022719

 紛争が続くミャンマー東部のカイン州で7月18日、日本の国際NGOが地域の平和を願い植樹した。

 場所はカレン民族同盟(KNU)が統治するカイン州の避難民キャンプで、NGOのジャパニーズソサエティ(井本勝幸代表)とNPO法人ミャンマー国際支援機構(永杉豊代表理事)が現地の視察をかねて植樹を実施した。

 このキャンプは、市民不服従運動(CDM)や市民防衛隊(PDF)などで軍評議会から迫害を受けた国内避難民の施設で、国軍の攻撃により手足を失うなどした負傷者も多数収容されている。ジャパニーズソサエティはこれまでも施設の医療棟の建設やインフラ整備を支援しており、ミャンマー国際支援機構もこれに協力する。

 KNU人道支援担当のカニョワ氏は、日本のミャンマーに対する平和のための支援に感謝の意を述べた。

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