地雷を踏んだ子どもが重傷、両足を失う

【社会】 2022712

 ヤンゴン管区に隣接するバゴー管区で7月9日、地雷により4歳の子どもが両足を失う重傷を負った。Radio Free Asiaが7月11日に伝えた。

 調べによると、チュンジー村に住む4歳の男の子が発熱したため、母親と一緒にシッタウン川対岸の病院に行くために船着き場まで歩いていたところ、男の子が地雷を踏み爆発したという。地雷は国軍が埋めたものとみられている。

 男の子は両足を失い、チャウダダー郡病院に搬送後、ヤンゴン総合病院に転送された。母親も爆発片が目に入り負傷している。

 ユニセフによると、昨年2月のクーデター以降今年4月末までに、ミャンマー全国で115人の子どもが地雷や不発弾の爆発などにより死亡している。

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