地雷などで子ども115人が犠牲、ユニセフ発表

【社会】 2022628

 ユニセフ(国際連合児童基金)は6月24日、クーデター後にミャンマー全国で地雷などにより子ども115人が死亡したと発表した。Radio Free Asiaが6月27日に伝えた。

 発表によると、2021年2月1日から2022年5月末までに地中に仕掛けられた地雷や不発弾の爆発により、子ども115人が死亡した。6月19日にも、マグウェ管区ガンゴー郡で7歳の子ども2人がジャングルの中で不発弾を見つけ、遊んでいるうちに爆発し死亡した。地雷や不発弾による犠牲者の3分の1は子どもだという。

 ユニセフは、軍評議会や少数民族武装勢力に対して地雷や不発弾の撤去を要求している。

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