ミャンマー国軍トップの邸宅売却に700万米ドル集まる

【政治】【社会】 2022620

 民主化勢力により樹立した国民統一政府(NUG)が「軍評議会トップが不法に取得したヤンゴン市内の邸宅を没収し一般に販売する」と5月5日に発表したところ、これまでに700万米ドル(およそ9億4,500万円)の出資金が集まったことが明らかになった。DVB Burmese Newsが6月20日に伝えた。

 NUGは、軍評議会トップのミン・アウン・フライン総司令官がヤンゴン市内カマユ郡区インヤー通り14番地に位置する1.86エーカー(およそ7,500平米)の土地と家屋を不法に取得したとして、時価評価額3,000万米ドル(およそ40億5,000万)の3分の1にあたる1,000万米ドル(およそ13億5,000万円)で一般への売却を進めている。

 NUGは、国家が所有する家屋や建物を不法に没収した軍評議会議員が所有する不動産についても売却をすすめ、必要な資金を調達し続けるという。

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