国軍系暴力組織の勢力が拡大、ザガイン管区

【政治】【社会】 2022607

 ザガイン管区の一部の地域で、国軍系暴力グループ「ピューソーティー」の勢力が拡大している。Radio Free Asiaが6月6日に伝えた。

 住民によると、ザガイン管区チュンラ郡マジーイン村に国軍兵士の一団が村に入り、村の代表者に対して「ピューソーティー」のメンバーとして30人を集めるよう命令。応じない場合は村ごと焼き払うと脅されたという。カンバルー郡やタンセー郡の各村でも、同様に命令されていることが明らかになった。メンバーになると1日7,000Ks(およそ500円)の日給が支給されるという。

 民間団体「データ・フォー・ミャンマー」によると、クーデター後に国軍やピューソーティーにより放火された民家は11,417軒に上っている。一方、国軍は「ピューソーティー」には一切関与していないとの立場を表明している。

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