国軍の砲撃で3,000人以上の住民が避難、モン州

【ローカル】【政治】【社会】 2022607

 ミャンマー南東部に位置するモン州タトン郡で、国軍の砲撃により3,000人以上の住民が住居を追われたことが明らかになった。DVB Burmese Newsが6月6日に伝えた。

 カレン民族同盟(KNU)の発表によると、周辺では国軍との戦闘が断続的に発生しており、ウィヨー村、トウンアイス村、トウンボレイ村、トウンボジー村の住民らが避難している。

 6月2日には、タトウン郡区トウンボレイ村で国軍とKNUの戦闘部隊であるカレン民族解放軍(KNLA)の間で戦闘が発生、国軍兵士1人死亡し、2人がKNLAに拘束された。国軍側は、2人の兵士を釈放しないと村を破壊すると脅迫しているという。

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