「ロヒンギャの大量虐殺」出版社、ライセンス取り消し

【政治】【社会】 2022601

 軍評議会 情報省は、ロヒンギャの大量虐殺に関する本を発行したルイン・ウー社に対し、出版社としてのライセンスを取り消した。DVB Burmese Newsが5月31日に伝えた。

 調べによると、同社は元議員で政治家のローナン・リー氏が執筆した「ロヒンギャの大量虐殺 ~アイデンティティと歴史、ヘイトスピーチ」を輸入し、オンラインで販売した。これを察知した情報省が、5月28日にライセンスを取り消したという。

 ミャンマーでは、2015年にもロヒンギャに関する出版物で発行人が逮捕され、罰金100万Ks(およそ7万円)と懲役1年の刑が科される事件があった。

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