市民による学校教育に500人が登録、タニンダーリ管区

【政治】【社会】 2022531

 ミャンマー南部のタニンダーリ管区で、市民による学校教育制度に500人の生徒が登録したことが明らかになった。Radio Free Asiaが5月30日に伝えた。

 この学校教育は、市民不服従運動(CDM)に参加している学校教師が授業を担当し、6月2日から開始される。第1学年から第8学年までの小中学校の教育課程を難民キャンプなどで、第9学年から第11学年までの高等学校の教育課程はオンラインで行われる。

 5月27日から申し込みが始まり、これまでに軍評議会による「奴隷教育」を受けさせたくないという家庭から500人が登録しているという。

 現在、マグェー管区ミャイン、イェーサーチョー、パウ、ガンゴー郡の70村で、国民統一政府(NUG)が設置した国民統治委員会による教育が行われている。

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