バングラデシュ向け水産物輸出が活況

【経済】 2022531

 5月に入り、バングラデシュ向けの水産物輸出が活況を呈していることが明らかになった。国営新聞Myanma Alinnが5月31日に伝えた。

 バングラデシュ向けの水産物は主にガミッチン(フナの一種)という淡水魚で、ヤンゴン管区、バゴー管区、エーヤワディ管区で養殖されているもの。ラカイン州のシットウェ、マンドーの2か所の国境ゲートからバングラデシュに向けて1か月あたり800~1,000トンが輸出されている。

 4月はバングラデシュ側でイスラム教の行事があり輸出は不振だったが、5月に入り水産物の輸出量が急増しているという。

 経済・貿易省の統計によると、2021年10月1日から2022年3月31日までの6か月間に1,100万米ドル(およそ14億円)分の物資がバングラデシュへ輸出された。

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