警察隊がNLD党員を逮捕、翌日「風邪」で死亡

【政治】【社会】 2022520

 バゴー管区で国民民主連盟(NLD)党員のミン・ミン氏(38)が軍評議会・警察隊により逮捕され、翌日に死亡したことが明らかになった。Radio Free Asiaが5月19日に伝えた。

 ミン・ミン氏に近しい人物によると、5月18日に警察隊が同氏の自宅に押しかけ逮捕・連行し、翌19日の早朝に国軍病院から「ミン・ミン氏が風邪をひき、死亡した」との電話があったという。

 ミン・ミン氏はNLD党員として活発に活動し、バゴー管区パウンデー郡ヒンターカン村の道路上でコンヤー(噛みタバコ)を売る仕事をしていた。5月15日に警察車両が爆破された事件が発生、警察隊は付近にいた同氏の関与を疑い、逮捕したとみられる。

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