英国 在ミャンマー大使を臨時大使に格下げ、軍評議会は反発

【国際】【政治】 2022520

 在ミャンマー英国大使が臨時大使に格下げされたことに軍評議会が反発し、入国ビザを拒否していることが明らかになった。Radio Free Asiaが5月19日に伝えた。

 在ミャンマー英国大使館によると、英国政府は2021年8月、クーデターを受けてピート・バウエルズ在ミャンマー英国大使を臨時大使に格下げすることを軍評議会に対して通知した。軍評議会はこの措置に対して反発し、2022年4月末に臨時大使を承認しないと通知した。ピート・バウエルズ氏は現在国外に滞在中で、入国許可を待っている状態だという。

 このほか、オーストラリア政府も在ミャンマー豪大使の後任に新たな大使を任命しないと発表している。

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