クーデター以降に市民5,600人以上が死亡

【社会】 2022518

 昨年2月の国軍によるクーデター以降、1年2か月間に死亡した市民が5,646人にのぼることが明らかになった。非政府系シンクタンクのISPミャンマーが発表したもの。Radio Free Asiaが5月17日に伝えた。

 発表によると、2021年2月1日から2022年5月10日までの約1年2か月間に、市民5,646人が死亡。その後、5月12日にザガイン管区イェーウー郡で国軍による掃討作戦が実行され、モンダインビン村で住民18人が生きたまま焼き殺される事件が発生。死者数は5,683人に増えているという。

 死亡した市民の数は、抗議デモ中に警察隊の発砲により死亡した人や逮捕・拷問により死亡した人、国軍系暴力グループにより殺害された人、戦闘に巻き込まれ死亡した人などの合計としている。

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