ミャンマー民主派政府の外相、マレーシア外相と会談へ
【国際】【政治】
2022 年 5 月 13 日
民主化勢力により樹立した国民統一政府(NUG)のズィン・マー・アウン外相が、マレーシアのサイフディン・アブドラ外相と会談を行うことが明らかになった。Radio Free Asiaが5月11日に伝えた。
マレーシア外務省の発表によると、ズィン・マー・アウン外相は5月12日~13日に開催される米国・ASEAN首脳会議に合わせてワシントン入りしており、5月14日にサイフディン外相と会談を行うことが確定した。
サイフディン外相は「マレーシア政府とマレーシア国民は常にミャンマー国民に寄り添っていることをズィン・マー・アウン外相に直接伝えたい。また、ミャンマーの政治状況やミャンマー国民が今後どのようにしたいのか、何を望んでいるのかを聞きたい」とコメントした。
マレーシア政府は、他のASEAN加盟国に対してNUGを含むすべての勢力と協議を行うように求めている。
前の記事 : 国軍系暴力組織が村を支配、村民が帰還できず