少数政党が活動停止処分に、民主派政党排除の地ならしか

【政治】 2022511

 軍評議会傘下の連邦選挙管理委員会(UEC)は5月3日、少数政党のミャンマー新社会・民主党に対して1年間の活動停止処分を下した。Radio Free Asiaが5月10日に伝えた。

 発表によると、選挙管理委員会が会計報告を提出するよう求めていたが、同党は指定された期限までに提出を怠ったため1年間の活動停止処分を受けたという。

 ミャンマーの政治評論家は「今回の決定は、国民にもっとも支持されている国民民主連盟(NLD)に対する警告であり脅迫でもある。軍評議会がNLDを政界から排除するためのお膳立てだ」とコメントした。

最新記事一覧