ENEOS、ミャンマー天然ガス事業から撤退発表

【企業】【経済】 2022502

 ENEOSホールディングス(HD)は5月2日、子会社のJX石油開発が参画しているミャンマーのイェタグンガス田での天然ガス事業から撤退すると発表した。4月29日付で他の共同事業者に撤退を通知しており、ミャンマー政府の承認などを得た後に正式決定する。

 同事業にはJX石油開発と三菱商事、日本政府が出資するJXミャンマー石油開発が約19.3%の権益を保有し、2000年にガス生産を開始していた。JX石油開発は、同国における社会課題への対応を含めた現下の情勢と事業性などを検討・協議し、撤退を決定した。

 ENEOS HDは、本件による連結業績への影響についてミャンマー政府による承認後に確定するとしたうえで、現時点では軽微と説明した。

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