戦火がモン州にも拡大、住民7千人が避難

【社会】 2022426

 国軍と少数民族武装勢力の戦闘がモン州にも拡大し、住民およそ7,000人が避難している。Radio Free Asiaが4月25日に伝えた。

 カレン民族同盟(KNU)は、モン州ビーリン郡で国軍と国境警備隊(BGF)の合同軍と、KNU傘下のカレン国防機構(KNDO)とカレン民族解放軍(KNLA)の合同軍の間で戦闘が勃発したと発表した。4月23日にはビーリン郡ドーザンジー村で国軍の重火器を用いた攻撃により14歳の女子と66歳の老人が負傷したという。

 軍評議会トップのミン・アウン・フライン総司令官は「今年は平和の年にする」とミャンマー新年の国民向けのメッセージで発表したばかりだが、戦火はモン州にも拡大している。

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