民家500軒以上が国軍により放火される、直近1週間で

【政治】【社会】 2022324

 3月16日から22日までの1週間で、ミャンマー全土の民家500軒以上が国軍兵士により放火され、焼失したことが明らかになった。民間団体「データ・フォー・ミャンマー」が発表したものをRadio Free Asiaが3月23日に伝えた。

 調べによると、3月16日から22日までの1週間にザガイン管区において438軒、カヤー州で42軒などミャンマー全土で500軒以上の民家が国軍兵士により放火され、焼失した。

 統計によると、クーデターが発生した2021年2月1日から2022年3月23日までの期間に7,729軒の民家が放火されたという。軍評議会に対する抵抗がもっとも激しいザガイン管区が最多で、次いでマグェー管区、チン州となっている。

 軍評議会の報道官ゾー・ミン・トゥン少将は、国軍兵士による放火はフェイクニュースであると主張。民家の放火は人民防衛隊がやっていることで、国軍兵士は無関係との立場を変えていない。

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