タイのミャンマー人労働者、10万人以上のビザが2年間延長

【国際】【社会】【経済】 2022317

 タイで出稼ぎ労働している10万人以上のミャンマー人のビザが、2年間延長された。The Irrawaddy Burmese Newsが3月16日に伝えた。

 ミャンマー政府とタイ労働省雇用局間で締結したMOU(労働者雇用協力に関する覚書)に基づいた、タイで労働するミャンマー人は、2020年の新型コロナウイルス感染拡大以降、帰国が困難となっていた。今回タイ政府は、2022年に契約が終了するミャンマー、カンボジア、ラオスの労働者ビザを2年間延長すると発表した。

 対象となる労働者は106,580人で、このうちミャンマー人は54,000人以上にのぼる。一方、タイでの不法労働者は100万人以上いるとみられる。

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