マンダレーのヒマワリ栽培面積を2倍以上に拡張、食用油増産のため

【政治】【経済】 2022317

 マンダレー管区で食用油用ヒマワリの栽培面積を2倍以上に拡張することが明らかになった。軍評議会傘下 農業・畜産・灌漑省(マンダレー管区)の農業指導局が発表したものを国営新聞Myanma Alinnが3月17日に伝えた。

 農業指導局のサイン・タン・アウン副局長によると、マンダレー管区内でヒマワリの栽培が盛んに行われているのはヤメーティン郡とミンジャン郡で、現在の耕地面積は12万エーカー。来年度は、29万エーカーまで拡張するという。

 同副局長は「ヒマワリは成長が速く、害虫被害も少ない。ヒマワリ油は1エーカーあたりの生産量がもっとも多く、農民にとっても採算性が良い。マレーシアなど海外から輸入しているパーム油をヒマワリ油で代替できれば、外資の流出抑制にも繋がる」とコメントした。

 軍評議会は、ヒマワリの栽培を経済政策の重点項目の一つとして挙げている。

最新記事一覧