クーデターから13か月、弾圧による犠牲者は1,585人に

【社会】 2022301

 ミャンマーの人権団体である政治犯支援協会(AAPP)の発表によると、2021年2月1日から2022年2月28日までの13か月間に、国軍の弾圧によって市民1,585人が死亡したことが明らかになった。AAPPは実際の死傷者数はこれよりも多い可能性があるとしている。

 AAPPによると、逮捕者数はこの1か月間で1,000人近く増加し累計で12,417人となり、18歳未満の子ども2人を含む45人が死刑を宣告されている。

 また、国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)は、昨年のクーデター以降にミャンマー国内で居住地から追われた避難民数は45万3,000人と算出した。周辺国に避難した46,000人も含まれており、ミャンマー北西部から南東部にかけての地域を中心に避難民が増加している。

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