ミャンマーNUG駐日代表と日本ミャンマー友好協会が会議を開催

【国際】【政治】 2022228

 アジア圏で2か国目の事務所を日本に開設したNUG(国民統一政府)のソー・バ・ラ・ティン代表は2月27日、日本ミャンマー友好協会(本部:東京都品川区、藤縄善朗会長)との会議において、クーデターを起こして暫定政府を不当に樹立した国軍に代わり、NUGをミャンマーの正当な政権として認めるよう日本政府に訴えていくと述べた。

 NUGは日本のほか英国、チェコ、韓国、ノルウェー、オーストラリアに駐在事務所を開設しているが、駐在事務所を開設しただけでは受け入れ国が正式に認めたことにはならない。しかし、外交上対話の窓口になる。

 NUGは、アウン・サン・スー・チー氏が党首の国民民主連盟(NLD)議員らを中心に2021年4月に結成した。ミャンマーでは現在も国軍による市民への弾圧や虐殺が続いており、NUGは国軍の弾圧を避けるため、主にオンラインで活動を続けている。

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