NLD名誉総裁の最高顧問ティン・ウー氏が新型コロナに感染

【新型コロナ】 2022221

 国民民主連盟(NLD)名誉総裁であるティン・ウー氏が、新型コロナウイルスに感染したことが明らかになった。Radio Free Asiaが2月18日に伝えた。

 ティン・ウー氏の親族は「簡易キットで検査したところ陽性反応が確認されたため、ヤンゴン市内の病院に緊急入院した。血中酸素飽和度が下がっているため酸素マスクを装着している」と状況を説明。「毎日テレビでスポーツ観戦したり、お祈りをしたりしており外出はしておらず、どこから感染したのか見当もつかない」とコメントした。

 来月12日に95歳になるティン・ウー氏は、心臓病と高血圧の持病があり、2017年に発症した脳梗塞により右半身が麻痺しているほか、構音障害により会話が難しいという。

 ティン・ウー氏は、元国軍の大将で1974年から1976年まで国軍総司令官の重責を担った。その後、NLDの副議長としてアウン・サン・スー・チー氏とともに民主化運動を牽引した。

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