ミャンマー映画が最優秀ドキュメンタリー賞を受賞、ベルリン映画祭

【国際】【社会】 2022218

 第72回ベルリン国際映画祭の授賞式が2月16日に開かれ、ミャンマー映画「Myanmar Diaries」が最優秀ドキュメンタリー賞を受賞した。Radio Free Asiaが2月17日に伝えた。

 同映画は、匿名希望のミャンマーの若手映画監督10人が共同で制作したもので、密かに国外に持ち出した映像をもとに製作された。昨年2月の国軍によるクーデター以降、市民が軍評議会に対する抗議デモを行っている様子や国軍と警察隊が武器を行使し残虐な手段で弾圧している様子が描かれている。同作には、賞金4万ユーロ(およそ523万円)が授与された。

 短編コンペ部門では、和田淳監督による日仏共同製作のアニメ「半島の鳥」が特別賞を受賞した。

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