カレン民族解放軍と人民防衛隊、国境警備隊駐屯地を占拠

【政治】【社会】 20211220

 モン州ビーリン郡の国境警備隊(BGF)が管轄する駐屯地に対し、カレン民族解放軍(KNLA)と地元の人民防衛隊の合同軍が攻撃を仕掛け、駐屯地を占拠した。Radio Free Asiaが12月18日に伝えた。

 調べによると、12月17日午前6時ごろモン州ビーリン郡チャタウンセィッ村に設営されているBGFの1013駐屯地に対してカレン民族解放軍(KNLA)と地元の人民防衛隊の合同軍が攻撃を仕掛け、同日の21時ごろに占領したことが発表された。双方による銃撃戦が発生し、BGF側の兵士4人が負傷し、人民防衛隊側の兵士1人が死亡、3人が負傷したという。

 この駐屯地は、1993年に国軍がBGFに管理を委譲したもの。

最新記事一覧