ヤンゴンの商業施設、警備員が若者らに暴行

【社会】 20211126

 ヤンゴン最大級のショッピングセンター「ミャンマープラザ」で11月25日、施設内で国軍に対する抗議活動を行った若者グループを警備員が殴打、拘束した。DVB Burmese Newsが伝えた。

 調べによると、数人の若者グループが店舗1階の広場で横断幕を掲げ、シュプレヒコールをあげたところ、施設の警備員が駆けつけた。グループのうち逃げ遅れた2名が拘束されたが、この際に警備員により殴るなどの暴力があったという。

 この事件は瞬く間にSNSを通じて拡散し、30以上のテナントが一時休業を表明、タクシードライバーが同施設への送迎を拒否するなどボイコットの連鎖が広がっている。

 事態を重く見たミャンマープラザは公式SNSを通じて「言論の自由」の受け入れと、警備員の不適切な対応についてお詫びする声明を発表した。

 拘束された若者らは、警察に引き渡されることなく解放されたという。

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