イゲタ金網、ティラワSEZで溶接金網の製造を開始
【プレスリリース】【企業】【経済】
2021 年 11 月 16 日
株式会社イゲタ金網(本社:大阪府東大阪市)は、ティラワ経済特区(SEZ)において溶接金網(ワイヤーメッシュ)の製造を開始することを明らかにした。イゲタ金網にとっては初めての海外拠点となる。
東南アジアでの製造拠点の設立を目指していたイゲタ金網と、マンダレーに拠点があり、ヤンゴンでの自社工場の設立を目指していたMandalay Thurein社の意向が一致し、2019年6月にティラワSEZに合弁会社「IGETA AND SUN CO.,LTD.」を設立。工場の建設や製造設備の導入を進めてきた。
新型コロナウイルス感染症の影響拡大と、2021年2月1日に起こった政変により事業計画の大幅な変更を余儀なくされたが、2021年12月1日付けでティラワSEZから営業許可を取得する。
イゲタ金網は、線径φ0.7mm~φ2.0mmの細線溶接金網(ファインメッシュ)の製造技術に長けており、φ0.7mm~φ6.0mmまで全ての線径の溶接金網を製造する日本で唯一の企業。ミャンマーにおける製造も同様の線径の溶接金網の製造を予定。主にミャンマー国内や近隣諸国への販売を見込んでいる。
前の記事 : 日本の「水際対策」緩和で技能実習生・留学生に期待感