日本財団笹川会長がミャンマー訪問、軍評議会トップと会談

【国際】【政治】 20211115

 ミャンマー国民和解担当の日本政府代表を務める日本財団の笹川陽平会長が、軍評議会トップのミン・アウン・フライン最高司令官と会談した。国営新聞Myanma Alinnが11月14日に伝えたもの。笹川氏は11月12日にヤンゴン国際空港に到着し、13日にネピドー市内の国軍迎賓館でミン・アウン・フライン最高司令官と会談した。

 会談ではミャンマーの政治状況、国内和平のプロセスと日本政府の和平に向けた協力、両国間の友好親善および協力関係の増進などについて話し合われたという。会談には、軍評議会副事務総長のイェー・ウイン・ウー中将が同席した。

 国軍と民主派の双方に幅広い人脈を持つ笹川氏は、今年2月のクーデター前まではミャンマーを繰り返し訪れ、少数民族和平の仲介などに取り組んでいた

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