国軍総司令官がマンダレーを訪問、環状鉄道建設を発表

【政治】【社会】【経済】 20211105

 軍評議会トップのミン・アウン・フライン国軍総司令官が11月3日にマンダレーを訪問し、マンダレー市環状鉄道を建設する計画を発表した。国営新聞Myanma Alinnが4日に伝えた。

 ミン・アウン・フライン国軍総司令官は、マンダレー管区政府のマウン・コー首相をはじめとする管区政府の閣僚を招集し、演説を行った。総司令官は「ミャンマー国内には車が100万台、バイクが600万台の登録があり、大量のガソリンが消費されている。ガソリンの輸入によって大量の外貨が流出しており、これを抑制するためには公共交通機関を充実させなければならない。マンダレー市内でバスを運行し、環状鉄道を建設しなければならない」と述べ、将来は地下鉄建設も視野に入れていることを明かした。

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