カチン独立機構支配地でコロナ感染が急増、陽性率は56%
【ローカル】【新型コロナ】
2021 年 10 月 29 日
少数民族武装勢力のカチン独立機構(KIO)の支配地で、新型コロナウイルスの感染者が急増している。Radio Free Asiaが10月28日に伝えた。
KIOのCOVID-19対策委員会によると、カチン州インジンヤン市イングワンラ村で800人の検体を検査したところ、449人が感染していることが明らかになった。陽性率は56%だった。
マインジャーヤン市の難民キャンプにおいても180人以上が感染しているという。このため、KIOはラインザー、マインジャーヤン、インジンヤンの3都市をロックダウンし、開講中だった学校も休校措置をとった。