軍評議会、民主化勢力により1,337人が殺害されたと発表

【国際】【政治】【社会】 20211025

 軍評議会・外務省は10月24日、民主化勢力により1,337人が殺害されたと発表した。国連の報告に対する反論の形で発表されたものとみられる。国営新聞Myanma Alinnが10月25日に伝えた。

 これによると、2月1日から10月下旬までに国民統一政府(NUG)、連邦議会代表委員会(CRPH)、人民防衛隊(PDF)による破壊活動が986回、放火が312回、爆破が2,344回発生、学校の校舎251棟、橋76本、鉄道施設536か所が破壊されたとしている。また、同期間中に殺害された一般市民は1,155人、軍兵士75人、警察官93人、公務員14人、計1.337人に達しているという。

 軍評議会・外務省は、国連の報告書は軍評議会が一方的に市民を弾圧・殺害しているとしているが、民主化勢力による殺害については無視していると批判した。

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