世界遺産バガン遺跡群のパゴダが被害、大雨の影響

【社会】【観光】 20211020

 ミャンマー中部の古都バガンで大雨が続き、遺跡群の建造物の一部が崩落するなどの被害が発生していることが明らかになった。The Irrawaddyが10月19日に伝えた。

 調べによると、この1週間にバガン遺跡群のうちセーダナーパゴダ、ピャタージーパゴダ、ソーミンジーパゴダなど14か所のパゴダで建造物の一部が崩落する被害が発生したという。これにより、今年の大雨による被害は50か所以上となった。

 考古学研究・国立図書館局(バガン)のタン・タイ局長は「昨日は14か所で被害が報告された。今年は平年より雨量がずっと多い。雨季明けに修復する予定だ」とコメントした。バガンは雨が降らない乾燥地帯として知られているが、今年は異常気象となっている。

最新記事一覧