ミャンマーの民主化を支援する議員連盟ほか、議員会館で緊急集会

【国際】【政治】 2021917

 超党派の国会議員で構成する「ミャンマーの民主化を支援する議員連盟(中川正春会長、石橋通宏事務局長)」と「ミャンマーの正当な民主政府NUGの承認を求める署名賛同団体一同」は9月16日、参議院議員会館で緊急集会を開催した。

 6月に国会で採択されたミャンマー国軍に対する非難決議にも関わらず、依然として国軍による一般市民への弾圧や虐殺が続いている。今回はあらためて外務省に対し、国軍を政権とは認めず2020年総選挙で選ばれた政治家による政権を尊重するための要請書を9,004人分(最終署名総数14,011人)の署名とともに外務省に手渡した。

 ミャンマーの人々を応援する有志の会の亀山サポーターは「日本政府からの公な働きかけは国軍にのみ行われ、市民や民主政府NUGに対しての話し合いは議員連盟や民間レベルにとどまっている。2020年総選挙で選ばれた政治家による政権を尊重することが未だ実現されていない」と話した。

外務省職員に要請書を手渡す「ミャンマーの人々を応援する有志の会」の亀山氏

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