全土停戦協定は消滅、KNU顧問グループが発表
【政治】【社会】
2021 年 9 月 03 日
ミャンマー最大の少数民族武装勢力であるカレン民族同盟(KNU)の顧問グループは9月2日、ミャンマー政府および国軍と調印した全土停戦協定(NCA)は完全に消滅したと発表した。Radio Free Asiaが同日伝えた。
発表によると、KNUは国内平和の実現と連邦国家の樹立に向けてミャンマー政府と全土停戦協定に2015年10月に調印したが、2月1日に起きた国軍クーデターは全土停戦協定の精神に反するもので、これにより全土停戦協定は完全に消滅したとKNU顧問グループのノー・シー・ポー・ヤー・セイン元議長が発表した。
ノー・シー・ポー・ヤー・セイン元議長は「国軍はクーデター後に市民を虐殺し、政治家、政党関係者、メディア、活動家を次々と逮捕・拘束し、少数民...
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