帰国拒否のサッカー代表選手、大阪の寺院で祈り

【政治】【社会】 2021621

 FIFAワールドカップ・カタール大会アジア2次予選の代表として来日し、帰国を拒否したピエ・リアン・アウン選手が6月20日、大阪府内で取材に応じ、22日にも難民申請をすることを明らかにした。

 世界難民の日のこの日、ピエ・リアン・アウン選手は支援者らと大阪府池田市の仏日寺を訪れ、母国の平和と19日に誕生日を迎えたアウン・サン・スー・チー国家顧問の無事を祈った。

 同選手が日本に難民認定を申請する意向を示していることについて、出入国在留管理庁は「帰国すれば迫害を受けるおそれがある」として、申請が出された場合は難民に認定する方向で調整を進めている。

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