ミャンマーへの帰国を拒否したサッカー代表選手が会見

【国際】【政治】【社会】 2021618

 FIFAワールドカップ・カタール大会アジア2次予選のために来日していたミャンマー代表のピエ・リヤン・アウン選手が6月17日、大阪市内で記者会見を開き、国軍のクーデターで情勢不安となった母国への帰国を拒否する意向を改めて示した。

 ピエ・リヤン・アウン選手は、日本戦の試合前セレモニーでミャンマー国歌が流れると、三本指を立てて国軍に対して抗議を表明。生中継で放映されたこの映像は、SNSを通じて瞬く間に拡散していた。この行為について同選手は「多くの人にミャンマーのことを知ってもらいたかった」とコメント。命の危険があるとして、近く日本政府に難民認定を申請することを明らかにした。

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