国軍に抗議のサッカー代表選手、日本で難民申請へ

【国際】【政治】【社会】 2021617

 5月28日に千葉市で行われたFIFAワールドカップ・カタール大会アジア2次予選の日本代表 vs ミャンマー代表の試合において、国軍に対する抗議を示す態度をとったピエ・リヤン・アウン選手が帰国を拒否した。

 ミャンマー代表選手団は、16日深夜の関西空港発の便で帰国の予定だったが、同選手は関西空港で支援者らと合流し、集まった報道陣に「帰国したら命の危険があるので日本に残ることを決めた。しばらく日本に滞在したい」とコメントした。

 ピエ・リヤン・アウン選手は、日本戦の試合前セレモニーでミャンマー国歌が流れると、三本指を立てて国軍に対して抗議を表明。生中継で放映されたこの映像は、SNSを通じて瞬く間に拡散していた。同選手は、今後日本で難民申請するとみられる。

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