教育省が各大学に宝くじを購入するよう通達
【政治】
2021 年 5 月 25 日
軍評議会のの教育省・高等教育局が、各大学に対して宝くじを購入するよう通達したことがわかった。Mizzima TVが5月21日に伝えた。
通達文では「額面金額1枚1,000Ks（およそ66円）の宝くじ券11枚綴りを10,000Ks（同660円）で販売している。各大学においては毎月1日から21日までの間に必要枚数を取りまとめ、ネピドー市内の国内税務管理局本庁に注文できる」としている。
CDM（市民不服従運動）に参加している大学講師は「文面では強制していないようだが、実際は大学に圧力を加えて購入ノルマを課すのは目に見えている。過去のの軍事政権に強制的にお菓子を売りつけていたのとまったく同じだ」とコメントした。
2月1日のクーデター以降、国民が宝くじの購入をボイコットしているため宝くじの販売は激減しており、1か月1回の抽選が2か月に1回となり、最高賞金も15億Ks（およそ9,900万円）から5億Ks（同3,300万円）に減額されている。
