NLDの解党処分を検討、選挙管理委員会議長が発表

【政治】 2021522

 国軍の最高意思決定機関である国家統治評議会(SAC)が設置した連邦選挙管理委員会のテイン・ソー議長は、2020年総選挙の有権者名簿の不備や投票の不正に関する調査が終了した後に、最大政党の国民民主連盟(NLD)を解党処分にすることを検討すると発表した。5月21日に行われた各政党との会議で発表したもの。Eleven Broadcastingが同日伝えた。

 テイン・ソー議長は「彼らは一党独裁を目指して故意に数々の不正を行った。例えば、身分証明カードがない者にも投票させたり、有権者名簿に同一人物を二重、三重に記載したり、期日前投票では投票所ではなく車に乗ったまま投票させたり、サイカーの荷台の上で投票させたりなどの違法行為が数えられないほどあった。これらはNLDが意図的に行ったことであり、違法行為を行った政党を解党し、違法な行為を行った者は国家反逆罪で訴追されなければならない」とコメントした。

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